スタジオでメンバーに対して怒る芳樹

今まで音楽をやってて、一緒にやっている人たちはみんな素晴らしくて

特に文句もなくやってきた。

本当に文句などなかったのだ。

でも今日は、初めて(たぶん)文句を言った。

バンドは集団で一つのものを作り上げる作業なのだ。

誰か一人でも支障をきたすと全体に影響する。

だから、自分の存在が不可欠なものとして感じられる素敵なシステムでもある。

ライブに向けて準備している曲で、あるパートだけ準備が不足しているものがあった。

先々週 「あともう少し時間ください」

・・・・

先週 「来週まで待ってください。来週には必ず」

・・・

今日 「時間かかりそうなので、今日は他の曲つめたほうがいいと思います」

その言葉聴いたとたんに、ちょっと本気で怒ってしまった。

芳樹 「それはないよね。みんな合わせようと思って準備してきてる。

先週も、先々週も、そうやって時間を作ってたじゃないか。」

メンバー「すいません」

芳樹「もういいや、この曲外します?無理でしょ、今の段階でこれじゃ!!(鍵盤を思い切り叩く)、リーダ-外しましょうこれ。」

メンバー「ホントすみません」

・・・スタジオ内は最悪のムードになってしまった。

ここまで険悪なムードは、音楽やってて初めてかも知れん。

やめた煙草を猛烈に吸いたかった。

でもさすがリーダー、フォロウしてくれた。

リーダー「今日は半分、形にしよう。」

メンバー「やってみます」

特に好きな曲だったから、かもしれない。

この曲をはずすくらいならライブなんかしたくないくらい

好きな曲なのだ。そういう曲が、この世の中にはあるのだ。

今日は本気で怒ってしまった。

でも僕にだって腹を立てる権利はある。

僕だって時間を作って準備をしてるのだ。

勿論、事情はある。

でも時間も作ってきたのだ。それでもダメなら口に出して伝えるしかない。

最終的には、反省会(&呑み)をして、ポジティブに話がまとまりました。

でも、バンドというのが、いかに共同作業なのか実感した。

そういう意味じゃ、今までとても恵まれていたのかも知れん。

本当になにも文句などなかったのだ。

・・・・・

帰宅後、リーダーから、

「本当は自分が言わなきゃいかんことだったね」と連絡がありました。

こうやって結束していくのかもしれません。

*仕切り直し、みょうにち、ライブのご案内をUPいたします。

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