ショーターの『アダムス・アップル』は
一見わかりやすい雰囲気あってふと、ストンと穴に落とされるような
いい意味で不気味なアルバムだ
ハンコックのヴォイシングが不気味なのは百も承知なのですが
(でもそれはそれでまねできないし、すごいです、ハンコック!本当に)
でもそれって、変な話、聴いてるほうからすると実はわかりやすいです
ショーターの不気味さは、
一見わかりやすそうなところにひっかけを施しているところに
一枚も二枚も「うわて」な余裕が感じられるし、
それがより、不気味さを引き立てています
年の瀬にのんびりと音楽を聴く時間が持てている自分