ワインバー激戦区の 神田小西 での場外試飲会
今回の試飲会は社を飛び出して、 神田小西 にて。
今や神田はワインバーの激戦区となっていますがその中でも人気のあるお店です。
参加者は9名、今までにないあでやかな夜となりました。
神田小西 プライベート感たっぷりの個室
こぢんまりとしていながら温かみのある個室はプライベート感たっぷり。
食事はコースで。なんとコースの場合は一人につき1本、ボトルが選べるそうです。
[白] ニュージーランド/ブランコット 2015 [ニュージーランド/マールボロ]
ソーヴィニヨン・ブランといえばニュージーランド。そしてマルボロ地区。
最近の試飲会でも良く登場するようになりました。とくにニュージーランドものは外れがないのですが、今回のブランコットも素晴らしいできばえ。透き通るような香りから繊細な飲み口、爽快感、グレープフルーツの凝縮されたような果実味に感動を覚えます。
[赤]ドメーヌ・ダンデゾン コート・デュ・ローヌ 2014
コート・デュ・ローヌのシラー。豪州産のシラーズを普段よく飲んでいるのですが
やはり本場は立派です。スパイス度合いはそこまでではないですが
香り、コク、タンニンのバランスが非常によくて安心するフルボディ。
こういったベーシックだけどレベルの高いものって以外に出会えないんですよね。
これは定番の一本にしたい、そう思うほどです。エチケットもセンスがあります。
[赤]マルケス デ ラ コンコルディア 2012年 [スペイン/リロハ]
リロハのテンプラニーニョなので大体想像していた味わい。
酸味がありシャープさが強い。飲みやすさよりもキリっとしたドライさ。
重厚ではないけれど硬派でさっぱりとしている感じ。
料理と合わせるのにはすっきりとしているのでとてもよい一本です。
[赤] ムクザニ【Mukuzani】2009 [ グルジア]
いままでずっと「タマダ」と呼んでたグルジアワイン。TAMADAとは単に「ワイン」という意味だそうで、ボトル名はムクザニです。味わいはとにかく辛口、香りもスパイシーで濃厚。ワインの生まれた古代のメソポタミア地区に近いグルジアの土地ならではの、なんとも歴史的な重みを感じました。
ちなみにご参加された皆さまの多くがこのムクザニが一番気に入ってました。
[赤] アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ 2012年
濃厚な味わい。他ボトルと比べアルコールも高いためかしっかりと重たいワインの良さを感じます。
酸味のあとにスパイシーな風味、そのあとタニッシュ・果実・・と何層にも味わいが変化する
品のある味わいでした。
雰囲気も対応も素晴らしい”ワイン場(ば)”。小西。
このほかにも数本のボトルを頂きましたが、やはり途中からは酔いが回り・・
試飲メモよりも話が盛り上がってしまういつものパターンです。
普段は社内の企画室で実施してる試飲会ですが
たまにはこうして場所を変えて行うと新しい発見や新鮮みも増して、いいですね。