奥飛騨温泉郷の中心のひとつ平湯温泉。文庫本を手に、何もせずにのんびりする。そんな贅沢を味わえる静かで心温まる場所です。
国宝・松本城へ立寄り
初めてお城に上がりましたが、日本人の技術の素晴らしさに感嘆。
その城内へは入場規制があり、朝一(9時台)がおすすめ。朝は20分ほどで入城で来ますが自分が下りてきたお昼前は、入城に60分待ち、かつ入城券販売に行列が・・夏は陰る場所もないので絶対朝一で行くのがよいかと。また、城内は天守閣まで5階層を急な階段の上り下りがあり人も多いので女性はパンツ系が良いと思います。
喧噪から隔絶された究極の静けさ”奥飛騨温泉郷”
なにしろ標高1400m。嬬恋にも匹敵する涼しさに感動します。キャンプ場、冬にはスキー上も近接。
古き渋みのある街の雰囲気に心が和みます。
名称以外はお風呂、食事も満足度高い「平湯プリンスホテル」
プリンスホテル系列ではありませんのでその体で行くと予想が大きく外れます。ただしそれを除けばかなり満足度の高い時間が過ごせました。食事もめちゃくちゃ旨く、特に飛騨米が旨い・・初めておひつでのおかわりしちゃいました。
肝心のお風呂もシャワーがしっかりした内湯に露天(熱かった)、さらに巨大な露天風呂2種貸し切り。施設は古いけれど、それが懐かしい味わいにつながっているのでいわゆるちょい渋な温泉旅館が好きな人には悪くない(というか僕個人にはとても好印象の)宿でした。それだけに、名前を変えた方がもっといいと思います。印象は、昭和・レトロ・静か・和み・本質・自分時間・・・という感じでしょうか。
ペルセウス座流星群を眺めひとり貸切り露天風呂
そのお風呂、夜中にひとり湯につかり夜空を見上げれば、なんと天の川も見られるほどの満点の星。
しばらくするといくつもの流星が流れました。ちょうどペルセウス座流星群のピークだったこともあり幸運でしたが貸し切りの大きな露天で流れ星を見ながらひとり湯につかる・・こんな贅沢はなかなかありません。
飛騨大鍾乳洞へ
翌日は相方さんの好きな鍾乳洞へ。富士山麓のコウモリ洞穴からハマっているようです。
しかし涼しい。10℃くらい。半袖短パンだとちょっと寒いと思われます。僕は一枚長袖を羽織っていきました。
ただ比較的歩きやすいです。コウモリ洞穴のようにヘルメットも付けずOKですし。また撮影スポットもあり、カップルでいくにも話題には欠かないと思います。洞窟後は売店で飛騨牛乳ソフトが美味。。おばさんがめちゃくちゃ親切で楽しいです。
穂高ロープウェイで野生動物発見
地上から標高2200へ二段階のロープウェイでのぼります。
もう自然しかなくて、野生動物の雰囲気。。と思ったら謎の動物(オコジョ?)が歩いていました。ただツキノワグマも生息しているので注意が必要。最近のクマ被害は本当にヤバいです。
しかし頂上へ着くと空気がきれいで涼しいのでそのままトレックしたくなります。シューズまではトレッキング用ですが装備が甘く今回は断念。ただ徐々にトレックへの興味がわいてきています・・
ロープウェイは乗るまでに若干並びます(お盆などピークだと1時間程度あり得ます)
なのでバスなどで来ている方は待ち時間を考慮しないといけないかもしれません。
ということで、観光地というよりはいい意味での逃避地。ひとりで、文庫本2,3冊をもって1週間ほど何もせず訪れたい、そんな場所でした。