『働く理由』(戸田智弘)を読みました。どうして働くかを問う一冊。就活学生から2-30代向けと思いきや、世代の関係ないテーマだと思いました。仕事に対する自分の価値観も20代にから随分変化してきたことに気付きます。
やりたいこと
やりたいこと、好きなことを仕事にしたいという思いとは裏腹に、自分が、仕事として[何ができるか]まではわかっていないことが多いですよね。それは取り掛かる中でみつかる、分かってくるとの旨に共感しました。自分は話すことが昔から苦手(今でも)それでも今している割と人前で話すことの多い仕事は、また違うなぁと、やってみて、取り組むなかで面白みを知ってきましたので。
やる中で見つけ、わかる
やるまでは知らなかったし、[やりたいこと]でもなかったけれども、今ではお客さんに響いた時の快感は、他では得難いものだと知りましたね。そしてそれはこの先にも言える。取り組んでみないと、気づかず多くの可能性を失ってしまうということかと思います。
仕事に求めるもの
自分は下記の三つかなと。
① 能力の活用:活かせているかを問う。
⑧ ライフスタイル:プライベートとの相乗効果が出せるか。
⑭ 多様性:受け入れること。
著作の引用が多いため書籍ハブになる本でした。森鴎外やゲーテ、アランまであります。どんな本読んだらいいのかわからん、という方にも良いです。