ピエモンテ バルベーラ2016
バルベーラ ってなんであんなに酸っぱいのですかね。。
5年ものなのに抜栓直後は酸味酸味、フレッシュ三昧。正直はずしたか?と。サンジョベーゼの若いものを飲んだ感じに似ている印象でした。
*クリックでAmazonへ遷移いたします。調べてみると、バルベーラという品種はやはりその酸味が特徴のようで、特に間違ったものを飲んでいるわけではありませんでした。
ただ、味ってゆくと、薄っぺらい酸味でなく、アロマは熟成感があるし、しっかりとした味わいがします。酸味の前に淡い果実味があってその後にしっかりとした柑橘系の酸味が結構な余韻を持って続く感じです。
バルベーラ ,酸味だけなのか??しかし..
カベルネやその他のメイン品種に比べるとやはり酸味が強い印象、合わせる料理次第という感じでしょうか。あとは、僕もそうなのですが、普段カベルネ、メルロ、シラーなどばかりで新しい品種を味わってみたいという方にはおすすめかもしれません。
また、バルベーラという品種は、カベルネなどにブレンドして使われるそうです。そこで僕もずっと家にあったコンビニのカリフォルニアカベルネにブレンドしてみました。
悪くない。。です。カベルネの甘みが強すぎますよねコンビニのやつって。そこをシャープネスでフォロウしてくれる感じでバランスが取れていいです。ワインに失礼かと思って手元でのブレンドはしたことありませんでしたが、これはよかったです。
抜栓2時間で果実味爆発、さま変わり!
そして、時間を置くと、なんと果実味が出てくる出てくる出てくる!驚きです。
- [抜栓直後]淡い果実味>酸味>酸味>酸味>淡い苦味
- [抜栓2時間くらい]しっかりした果実味>淡い酸味>気持ちの良い苦味
って感じに変わってきました。ワインの変化って本当にすごいですね。
ワインは生きている
どの時点がそのワインの味わいなのか、全くわかりません。なので抜栓直後の味わいで判断しないでくださいませ。つい、ついそうしたくなるのですが、僕もそうです。
しかし、特に赤ワインは抜栓2時間後からが面白いのであるよ。だから、レストランやなんかで食事する時、赤ワインはボトルで早めにオーダする方が、より美味しく飲める時間が長くなるのであるからして、いきなりボトル行け、なのですね。