【コリン・パウエル】『リーダを目指す人の心得」を読みました。

レーガン、お父さんブッシュ時代に米軍トップを担った著者のリーダ論です。立場の違いを超えた誠実さや現場主義。リーダ論は部下論・チーム論でもあってメンバこそ読む価値があります。チーム力を最大化するためリーダの方針をどう理解し、どう動くのかを考える事に繋がるからですね。

現場を直接見る

上層では通常入ってこない情報を得られるという指摘です。現場からすればそこに直接相談できる機会もある。そうした安心感がチーム全体の活力になるのだと思います。

その場で修正する

小さなことを疎かにすると大きなことを見過ごす雰囲気に繋がるとする貴重な指摘でした。トラブルは小さな事が広がって拡張してゆくことがほとんどではないでしょうか。自分は、最近は小さいことは指摘せず流れていたが(その分リーダが指摘されているというのもありますが)、この話を読み再考しました。あくまでチーム全体でどれだけの力が出せるか。自分も一員なら、気づいたその時に修正を伝えることが大切だと知りました。

報告の考え方

・わかっていることを言え

「分かっているふう」な報告姿勢を反省します。。昨今は、情報がテキストデータ化されているし、思索なく既存情報をコピペし過ぎていないかと思います。そうしたことないでしょうか。特に新人のような時期は、正解が欲しいものだからそうした傾向が見られるように思います。自分で考え、言葉を生み出し理解を表現する練習が必要ではないかと思います。でなければ、自分はどこにあるのですか。先人に倣うだけなら自分でなくても良くないですか?

・わかっていないことを言え

質疑などの時、つい強引に答えを出してしまいたくなるが、わかっていないということを正直に向き合えるようにしたいです。

・そのうえでの自分の考えを言え

普段、正解のない中で自分で考えることが不足しています。きっと先例に倣えば全てが良いわけではないです。そこに想像力や疑問の投げかけ、自分なりの改善案をもっと出していければと思います。

立場に関わらず誠実に接する

・コヴィー先生『7つの習慣』の根幹だった事がここでも述べられていました。世界の頂点にいてもその考えを持てることに
驚きます。。自分も人格がダメな方なのでこの点は意識的に取り組んでいて例えば何かを買った時にお店の方へお礼を言えるように努めていますが(満足にはできていない)。それはサービスに対しての御礼のあり方だと思って、今後も心がけてゆこうと思います。

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