LogicPro でDTMをする場合、
どうしても同時発音数が増えてしまうと一つひとつの音が聴こえにくくなってしまいませんか。
手軽に試せる方法が2つありますのでご紹介します。
各パートの音を聴こえよくする LogicPro のコツ1「ノートずらし」
基本かもしれませんが一応。
ステップシーケンサ の場合どうしても譜割ラインにノート(打ち込むデータ)を入れてしまいがちです。
勿論誤りではないのですが、全てがそうなると縦のライン(同じタイミング)でなるデータが重複する。
生楽器なら空気が振動するだけですが、デジタル音源でそれをやるとカオスになって聴こえづらいのです。
なのでコツ1は「ノート」をずらす、です。それもほんの少しだけずらす、です。
よく打ち込み感をなくすためにやることが多いですが音離れにも効果的。
いちばん多いのはドラムス、特にスネアでやるとわかりやすいです。
基本はオンタイム(縦のライン通り)に打ち込んで、幾つかを前後にずらします。
大体011-040くらいの幅が違和感がないレベルかもしれません。
これを複数のパートで重複しない程度にずらしを与えることで
まさに縦のラインで同時に音が鳴ることを避けられるので、音の聞こえが格段に良くなります。
ただ、あまりずらしすぎると、もたついているように聴こえるのでその部分は調整しつつになります。
よろしければお試しください。次回はその2つ目を紹介いたします。お楽しみに。