ドラクエ5のレヌール城など恐ろしくも儚く切ない美しさを放つbgm
「死の塔」
ストリングスをあからさまにピッチベンドでアップ&ダウンする不気味な一曲
とはいえメインメロディや展開はあくまでもメロウな印象
DQサントラのなかでも多くの方が上位に挙げてくる人気曲です。
そんな「死の塔」をアレンジするわけですが
今回は、前半を私のイメージする80年代、フュージョン、
後半は原曲の静けさに対して割と大袈裟な雰囲気になっていった様子です。
重要なのは中間部のピッチの上がり下がり部分。
原曲はオンテンポですがあえてためを入れてみたりしました。
だからどうかというのはありますが。
物事試してみることは大切かと思い。
大事なのは、イントロや中間部のピッチアップ&ダウンは
コードそのままでは音程が外れるのです。
サントラを聴いている限りは「単にピッチベンド上げ下げしてるだけじゃ?」
って思ってましたが初歩的な誤りだとわかりました、全然甘いですね..
今回カヴァーをしてみて何十年ぶりかにそうしたカラクリ?にも気づくことができました。
ドラクエ史上で最も人気のある塔の一つである「死の塔」のアレンジ、
世に多くある真似っこではないものをあえて目指しましたので
少しでもそうした音楽性が伝わったら嬉しいです。