小手指付近は山も近いので
時々予報と関係なく雨が降る事があります。
土砂降りではなくて
小雨というか、さらさらとした霧のようなというか。
僕は雨が好きなので
そうしたふとした雨に出会うと
それができるだけ長く続くことを祈ってしまう。
(たいていそんな雨は過ぎ去るように止んでゆく)
今日の帰り道も、京橋は曇っていたけど
小手指はポツポツとした雨でした。
ウィンドブレッカのパーカをあげて
カシオペアの[LET IT RAIN]とかを聴きながら
割とポジティブな気分で、一歩一歩、歩いてゆく。
自分は自分でしかあり得ないのだから
誰かのように振る舞うことは無理だと思うと気が楽になります。
あらゆる生い立ちの何億人という人たちがこの国を毎日何かしている中で
思うようにいくことなどほとんどないと思うと、また気が楽になります。
そうした人たちが言うこと一つひとつも、自分の関わり知るところではないし
自分がそれを変えることは不可能なのだから
夜が来てほしくないと言って地球の自転を止められないように
世の中のあらゆる言動や人々の所作は
川の石ころのように、ただあるのみという。
そんな気分で、自分がコントロールできることをたくさん考えながら
生きていければ良いのかなと思います。
雨っていいです。クールダウン。舞い散る埃もなく心にも静けさが戻ってくるようです。