マリオカート「レインボーロード」をアップしました
マリオカートシリーズのフィナーレと思って編曲アイディアをたくさん、注入しました。
お楽しみいただければ嬉しいです。
マリオカートシリーズへのトライ
は視聴者の方からのコメントがきっかけでした。
1992年当時14歳、中学校の友達のうちに遊びに行ったら
エフゼロとかマリオカートとかでみんな遊んでたな。
スーパーファミコンを手に入れたのが結構後だったから羨ましかったのと
その「音」に感動したのを覚えています。
ファミコン時代のピコピコサウンドでなく
ドラムやらベースやらトランペットやらが聴こえる音楽の数々。
YAMAHAのエントリモデルのキーボードを買ってもらってゲーム音楽の真似っこをしていました。
(ドラム音源でかなり本格的なフィルとか鍵盤で叩いてたな..)
マリオカートは印象としては楽しくて愉快、
でも音楽としては自分には難しかった、音楽の世界が狭かったのだと思います。
今まで色々な音楽を聴いてきてから改めてふれてみたら
ルーツ的なものがわかるなぁと。なるほどなぁ、、という箇所が多くありました。
視聴者さんのコメントがきっかけですが、あくまで自分のやりたいことに即してやってきました。
トライした曲目
- マリオサーキット
- ドーナツへいや
- チョコレーとう
- ノコノコビーチ
- レインボーロード
また、今回のシリーズは一つのアルバムに見立てて、音源を、ばらさず通しでの吹き込みの設定
上記5曲はプレイリストとしても統一感がある音作りができたかなと思っています。
いとしのバンド、メンバを紹介します。
Personnel
- Tp : Michael.J.HONDA
- Alt : Rodorigo
- Lead TB:SEKIGUCHI
- Ba TB : J.J.Johanson
- El-p,Org&Synth::Yoshi-kun(Arrange Lab)
- AG : Yoshi-kun(Arrange Lab)
- Ba : K.P.
- Ds : Hide “Super Gentleman” N.
- Perc : DJ Asparagus(Arrange Lab)
映像は「マリオサーキット」で一部見ることが出来ますが、、正直架空のバンドとなっております。
Michael.J.HONDAはその映像で見られるトランペットがどうも日本代表の本田先生に似ているなと↓
あと特筆すべきはSgからSEKIGUCHI先生、シリーズ通してソロを吹いてくださり
トロンボーンの存在感、見せていただきました。
またドラムに練馬からHide “Super Gentleman” N.御大が参加してくださったことでしょうか。
ご婚礼おめでとうございます、そんな中貴重な時間を割いてくださり本当に有難うございます!
シリーズ通してジャズサンバ、ド派手なスウィングドラム、一転して
POPで軽快なスネア(二つ持ってるんでしょうか)・ハイハットワーク
キメのあるフィル(あんなにタイトな..)を見せてくださり
本当はできるんじゃんと(知ってましたが。やっぱり隠してましたねと。)
そして安易に拍子のアタマにシンバルを入れないのが「らしい」ですよね。
16分でシンコペーション気味に前後にずらしてゆく感じと
小気味いいスプラッシュでアクセントをつけてくるあたりはもう玄人すぎて感動しました。
特に好きなのが『ノコノコビーチ』のアナログシンセソロに入る部分、3分05秒あたり↓
スネアを16分3つ目で入れるのとハイハット・オープンをあわせて次のスネアまで引っ張ってますよね。
繰り返しがどうしても多くなるゲーム音楽、こうしたちょっとしたセンスがたまらないです。
もう一つは、『ドーナツへいや』2分11秒くらい、ギターソロの入りに合わせて↓
スプラッシュで入れた後にライドシンバルをエッジで緩やかに、入れているんですね
ソロを壊すことなく、それでいてアクセントというか盛り上がりをサポートする職人技だと思いました。
そんなサポートもあって、『レインボーロード』まで進めてくることが出来ました。
原曲の素晴らしさ(音楽的な深い造詣)、技術的には新しい発見も多くて
自分にとって非常に充実した時間、編曲作品(という言葉があるのでしょうか)になったと思います。
プレイリストに致しました。
これからもこのバンドでの音作りができればと思いますので
よろしければまた覗きにきていただけたらとても嬉しいです。