[:ja]6月といえば梅雨。雨の多い季節は少し憂鬱になりがち。
でも実は雨って心を落ち着かせるリラックス効果もあるんです。
そんな雨を安らぎのリラックスタイムに変えるナンバーを選んでみました。
1. 雨のステイション / 荒井由実
曲最初の音の立ち上がりから、雨ににじんだ街並が目に浮かぶ、ユーミン初期の名曲。ここまで絵画的なイメージを醸し出す曲を僕はほかに知りません。
6月は蒼くけむって 何もかも滲ませている
1、2番に亘って登場するこのフレーズにこの曲の全てが凝縮されています。
「雨」という言葉をつかわずにこの時期を表現している素晴らしさがあります。
ちなみにJR西八王子駅の電車発着音はこの曲が採用されています。
2. 雨のウェンズデイ/大滝詠一
音像に雨のにじみ感がたっぷり。壊れかけのワーゲンに乗って海を訪れる描写が美しいですね。海というシーンに「ウェンズデイ」という平日感。ある種の非日常を雨が塗りつぶしていく・・。曲の展開もオリジナリティに溢れる名曲。
3. The Rain Song / Led Zeppelin
ハードロックの雄でありながら、ブリティッシュ・トラッドもその持ち味であるLed Zeppelinの雨歌。アコースティックでゆったりとした展開にメロトロンが重なるあたりに、これも雨が日常のホコリや喧噪を静めるような心の平安をもたらしてくれます。
4. RAINY DAY / 山下達郎
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雨という要素は、こうして聴くと人々の心に、ある種の優しみを想起させるものなのかもしれません。山下達郎さんにも雨の曲が多くありますが、静けさ、リラックス度ではこの曲。メロディ主線もさることながらそのコーラスワークが超・秀逸。
5. Runaway / Marillion
あまり知る人もいないかもしれませんが、Marillionの奏でるこの曲も雨のにじみ感が満載。やや寂寥感があるもののドラマティックな展開。僕の高校時代、雨の日の思い出にこの曲が一緒になっていて個々でもピックアップしちゃいました。
6. Old Rain / Premiata Forneria Marconi
イタリアのプログレ・バンドPFMの雨歌。イタリアのバンドらしくバイオリン・フルート等で描かれる叙情的、絵画的な音像は映画のワンンシーンのよう。雨を憂鬱なものから大きな自然な営みへと印象が変わること間違いなし。
7. Walk Between The Raindrops / Donald Fagen
言わずと知れたSteely DanのDonald Fagenソロアルバムからの決定的な一曲。スタッカートで都会的なサウンドとノリで雨の憂鬱さを吹き飛ばす軽快な心持ち。東京スカパラダイスオーケストラもカヴァーバージョンも個人的に好み。
雨の時期はホコリも立たず、静かな部屋で本を読んだり心の安静には最も適した時間なのではないかと思います。そんなひとときをともに過ごす曲を探すのも僕の愉しみの一つとなっています。
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6月といえば梅雨。雨の多い季節は少し憂鬱になりがち。
でも実は雨って心を落ち着かせるリラックス効果もあるんです。
そんな雨を安らぎのリラックスタイムに変えるナンバーを選んでみました。
1. 雨のステイション / 荒井由実
曲最初の音の立ち上がりから、雨ににじんだ街並が目に浮かぶ、ユーミン初期の名曲。ここまで絵画的なイメージを醸し出す曲を僕はほかに知りません。
6月は蒼くけむって 何もかも滲ませている
1、2番に亘って登場するこのフレーズにこの曲の全てが凝縮されています。
「雨」という言葉をつかわずにこの時期を表現している素晴らしさがあります。
ちなみにJR西八王子駅の電車発着音はこの曲が採用されています。
2. 雨のウェンズデイ/大滝詠一
音像に雨のにじみ感がたっぷり。壊れかけのワーゲンに乗って海を訪れる描写が美しいですね。海というシーンに「ウェンズデイ」という平日感。ある種の非日常を雨が塗りつぶしていく・・。曲の展開もオリジナリティに溢れる名曲。
3. The Rain Song / Led Zeppelin
ハードロックの雄でありながら、ブリティッシュ・トラッドもその持ち味であるLed Zeppelinの雨歌。アコースティックでゆったりとした展開にメロトロンが重なるあたりに、これも雨が日常のホコリや喧噪を静めるような心の平安をもたらしてくれます。
4. RAINY DAY / 山下達郎
< 雨という要素は、こうして聴くと人々の心に、ある種の優しみを想起させるものなのかもしれません。山下達郎さんにも雨の曲が多くありますが、静けさ、リラックス度ではこの曲。メロディ主線もさることながらそのコーラスワークが超・秀逸。
5. Runaway / Marillion
あまり知る人もいないかもしれませんが、Marillionの奏でるこの曲も雨のにじみ感が満載。やや寂寥感があるもののドラマティックな展開。僕の高校時代、雨の日の思い出にこの曲が一緒になっていて個々でもピックアップしちゃいました。
6. Old Rain / Premiata Forneria Marconi
イタリアのプログレ・バンドPFMの雨歌。イタリアのバンドらしくバイオリン・フルート等で描かれる叙情的、絵画的な音像は映画のワンンシーンのよう。雨を憂鬱なものから大きな自然な営みへと印象が変わること間違いなし。
7. Walk Between The Raindrops / Donald Fagen
言わずと知れたSteely DanのDonald Fagenソロアルバムからの決定的な一曲。スタッカートで都会的なサウンドとノリで雨の憂鬱さを吹き飛ばす軽快な心持ち。東京スカパラダイスオーケストラもカヴァーバージョンも個人的に好み。
雨の時期はホコリも立たず、静かな部屋で本を読んだり心の安静には最も適した時間なのではないかと思います。そんなひとときをともに過ごす曲。一つでも気に入って頂ければ嬉しいです。
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