20年くらい前
ファイナルファンタジーⅦを、20年ぶりくらいですか、iPhone版でやっていましたがようやくクリアしました。
いまこそ見つめるべきテーマ
この物語は、今、全地球人、特に北半球諸国の人々が考えるべきかなり重要なテーマかと思われます。もしかしたら他国の人々はもうそうした思考、思想、行動へ移っているのかもしれませんから一概に自分が一番進んでいる立ち位置でものを書いてはいけないですが。
星の作りだす古の知識エネルギー[魔晄]を吸い上げ利便性のみを追求し続け、星を枯らす人間。
それまでの中世志向からの路線変更
この作品で、ファイナルファンタジーはそれまでの中世的な雰囲気を一新しました。機械、近代都市、地下鉄、企業、社長、日本名の科学者まで…当時の自分はゲームゲームして表面の事象に夢中で、音楽がどうとか中世ヨーロッパ的な要素が薄くてなんかイメージが違うとかなんとか、文句が多かったと思いますが、今やってみると全く異なる印象、メーカーが伝えたかったことが随分とわかるような気がしました。
エンドロールの先に描かれるシーン
特にエンドロールの後、最後のシーンが強烈に印象に残ります。そこには…その絵柄が意味するもの。一見幸せそうに見える風景に、一点、明らかに欠けているもの。
誰もがそれを理解することができると思います。それを知って、どう感じるか。またどう行動するか。それがタイムリーなテーマすぎて本当に強烈でした。
リメイク版はその意義を問うもの
2020年の3月でしたかリメイク版が発売されるようですが、技術的な進歩による表現のブランニューとあわせ、というかそれ以上にテーマが時宜にかなうもの、今必要な見つめるべき、人間が忘れ去っていることを思い出す絶好の機会となることを祈ります。*ティファの胸が当初よりも小さく描かれる事となるのは残念ですが(笑)
ちなみに今回はレッド13、ユフィを序盤からずっと一軍で闘ってみました。13の究極リミット[コスモメモリー]が一撃なのが謎でしたが、ティファとかバレットとかシドとかといったメインキャラで遊んでいた当時と比較して、やはり新鮮味がありました。*最終戦では楽しようと思惑を持っているユフィを最前線に置くという。
iPhone版で使いづらかったのはスノボゲームくらいです。あとは違和感なく操作できました。これを機にゲーム音楽のルーツにも戻ってみたい気がしています。