【終戦の日】昭和史は組織ガバナンスの絶好の学び素材だ

終戦の日/太平洋戦争/昭和史/原爆投下/山本五十六/米内光政/鈴木貫太郎/近衛文麿/杉山元

この夏休みで半藤さんの『昭和史』を読み返しました。特に三国同盟締結への流れ、南部仏印進駐、海軍の開戦賛成への流れ(そこへの山本五十六の最後までの抵抗)、そして野村吉三郎の最後の交渉の破綻、、何度読んでも学びが足りることがない奥行きがあります。

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なんとなくタブーな印象がある昭和史。触れてはいけないような、終わったんだからというような、昔の話で今は違うというようなことでなんとなく生きていないかと自問自答する。つい70年80年前の話なのに、そして世界規模でトピックとなる素材がたくさん含まれているというのに、そこを自国の国民がみようとしないのは多分いけない。

僕はその評価は人それぞれ、10人いればその数だけ考え方はあると思うので正解は特に求めていないのだけれども、そこへの無知、知ろうとしないこと、素材への無関心ということが気になるのであります。

平和学習的なやらされ感も無意識に感じるテーマかもしれません。それには否定しないけれども、実際にはそれ以上に組織の危機管理、かっこよく言えば失敗におけるガバナンスを学ぶ素材のるつぼなのです。

その意味でもビジネス、経営的な観点からの学びの方が今では大きいのではないか。組織はどうして失敗するのか、そういったテーマでも学びの対象になると思います。

毎夏、お盆の時期に、それは連休となるからいろいろな過ごし方があると思います。その中に少しでもついこないだの出来事、今の自国の元になっている出来事を学ぶことができると、もっと、多分、世界人になれるように思います。

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