古畑任三郎 風邪をひく /あの”記念館”は実在した!
古畑任三郎 の大好きな回「古畑、風邪を引く」の田舎の風景が好きで、昔から、ここはどこなのだろう?という漠然とした疑問があったわけですが、ふとした時に検索して色々わかってきました。群馬県の中之条にある、記念館のようでした。インターネットってすごいですね。。
VTRを見ても、展示や建物の印象がなんだか古い様子だし、この2021年でも現存しているのだろうかと思いながら、行ってきましたが、ありました!
群馬県中之条/「歴史と民族の博物館/ミュゼ」
中之条町のメイン通りから入った場所にあって、旧第三小学校の建物を利用したもので、レトロ感のある素敵な場所でした。この建物は 古畑任三郎 の本編では表現されておりませんが、あくまで、こう、鄙びた印象の田舎という描写方針から、この建物は立派すぎたのかもしれません。
特に気になっていたのは、日下部薫子さんと今泉慎太郎が出会う「記念館」でした。この辺りの素材です。。
よく見ると上のタイトル「沼田真田藩の治世」の他にも、お殿様の図や水路のような写真資料、何かの動物?のような絵の展示もVTRの中に登場しているものと同じものと見えます。おそらく順路が逆になったのでしょう、VTR内では青い帯で「吾妻郡・・」らしきタイトルが右に続きますが、現在は左のほうへ展開する展示の流れでした。
展示物品は、VTR本編の時と配置が変わっている程度で、内容はほとんど当時のままの様子です。資料的価値もありますし、その保存/維持方針に御礼をしたい気持ちです。
剥製からの怖い目つきの係員さんの横にあったらしき、太鼓もありました。配置は当時の映像とは結構変わっているようでしたが、おそらく本編でも出ていた当時のものそのものだと思います。
ちなみに、このシーンで見られる「おかめ」のような飾り?や、古い白黒の写真も見る限り同じものと見えます。。
★館内は写真撮影は禁止されていましたが、それに気づかず永年の思いからスナップを頂いてしました。申し訳ありません。。でもこれを機に、中之条に訪れる人が増えると良いかもしれないではないですか。また、この記念館以外にも撮影スポットが近隣にあったのですが、お腹が空きすぎてそれどころではなくなってしまった自分たちなのでした、、情けないことに。確か善福寺というような寺院があってその周辺は今泉や小男の聞き込みシーンでロケっていたはずです。。