なぜ伝わらないんだろうというヒント。しかし伝わらない事が普通なのかもと知る本でした。
人の数だけ認識世界があるということを学んだ一冊です。
人それぞれの世界
異なる脳タイプから、自分のみている世界は人それぞれに異なるという示唆。
日頃、どうしてこれが伝わらないんだろう?と思うことが正直あります。
待って、相手からすれば自分もその一人ではないのかしら。そう思われているぞと自分に言いたいです。
ひとには分かってもらいたいのに自分は受け入れないのでは、信頼されないはずです。。
9割は無意識
自分の意見、考え、これは間違いないという確信も、環境から影響を受けているという示唆。
どこまでが自分独自の思考なのだろうと疑問に感じてしまいます。
どこか無意識の請け売りも含まれているだろうと。だから正論は嫌われる。
もっと謙虚にならなければと思います。
早口と理解
人により理解できる速度感は異なるという示唆。
自分の信じる部分は、つい早口でまくしたててしまいがちです。
でも早口と言うだけで伝わっていないということを知りました。
一方で、その人がどういったタイプかを見定めながら伝えるほど一生は長くないように思うのだが…
人に何かを伝えるということが、どれほど難しいことかを考えさせれられた。
いっぽうでたぶんに傾向的な記述が多いので、本当にそうかなぁと考えながら読みました。
長男長女は科学者、末っ子は詩人が多いとデータが指摘しているらしいが小生宅は真逆だし当てにならないなぁ。
こうした本を鵜呑みにせず「そういった考えもあるのだろう」と一歩、二歩引いて過ごせる人間になりたいです。。