【 小手指 / 住みやすさ 】木々の香りと 自然 のある暮らし

石神井公園 から 小手指 に移住してから2年くらい経ちます。

移住というには距離はさほどではありませんが、環境は変わりました。

  • 家賃、駐車場の固定費の抑制
  • 殆どが始発
  • 立川、国分寺への行動範囲の変化
  • 自然への接近  など

上記のうち幾つかは別で記載しているので今回は[自然への接近]について書いていきます。

今回は下記3点です。

  • 茶畑のある風景
  • 秩父、飯能からの山風
  • 虫たちとの出会い

茶畑のある風景

小手指 は狭山茶のエリアです。特に南側に少し歩くと茶畑が至るところに現れます。

「となりのトトロ」ではその多くの描写、猫バスが走り回るシーンでにも流れるような茶畑が描かれていますが、本当にそうした感じです。

お茶の葉は一年のうちほとんどはその名の通り「茶色」ですが

5月くらいになると上部の葉っぱが芽を出し、一斉に鮮やかな緑色になります。

この緑色を初めて見た時すごく綺麗なのに感動したのを覚えています。

そのためお茶の製造場も多く見えます。西友小手指店にもある新井屋本店を筆頭に

幹線道路や北野天神のそばなどに、古くからのお茶造りのお店というか工場というかが目に入ります。

狭山茶は日本でも3本の指にはいる銘茶とされているようです。

お茶畑やお茶屋さんを目にするなかでなんとなく気持ちが落ち着くというか、ゆっくりした気持ちになります。

こうした土地に根付いた産業があることを生活の中で感じる良さがあります。

秩父、飯能からの山風

あまり語られないですが、小手指は風が強いです。少なくとも石神井公園よりは強いです。

地形的に見ても、「小手指ヶ原」という名の通り14世紀頃には戦場になっていたくらいで丘のようになってます。

*1944年当時の風景。雑木林、舗装されていない道路。今とのギャップがすごい。

このため周りを遮るものもほとんどなく、飯能や秩父からの風が吹き抜けてくる印象です。

そしてその風は木々の匂いがします。

初めて小手指駅に降り立った時にも感じましたが、空気が木々の緑の匂いを含んでいるのです。

仕事帰りに駅に降り立つと、職場の半蔵門にはないそうした匂いにホッとします。

正直、その風は強すぎる時もあります

洗濯物が飛ばされないように強固に洗濯バサミを補強したりすることも必要です。

それでも石神井公園で通気性の悪さに辟易していた我が家では

木々の香りや、この風が家の中を吹き抜ける時の爽快感、換気が十分にできる喜びは半端ないものです。

虫たちとの出会い

夏場、小手指にはカブトムシやクワガタが飛んできます。かなりの割合で出会えます。

カブトはツノのある雄、つののない雌どちらもきます。

出会えるの決まって朝、ゴミを出しに降りようとすると階段脇にうずくまっているのが多いです。

光に向かって夜中に飛んできて、壁やらにぶち当たってそのまま朝を迎えているのだと思います。

中にはひっくり返って動けなくなっているのもいます。そうした時は起こしてあげてます。

東村山から西武球場前あたりにトトロの森がたくさんあるのでそこから飛んできているように思います

大人になり、流石に手で捕まえて持ち上げたりすることは出来なくなりましたが

それでも子供の頃の憧れだったカブトやクワガタを生活の中で感じられることは

少しでも自然のある生活をしたいなぁ、、と考えていた自分には、予期せぬ驚きと喜びになっています。

以上、今回は環境、自然の観点から記載してみました。

生活の中に木々のイメージを取り込みたい方、実際の森に暮らすまでは無理だけど、、

という方にはちょうどいい環境かもしれません。ご参考いただければ幸いです。

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