【秘境感1600%!】超”渋旅”のすゝめ 奥飛騨・ 平湯キャンプ場

福地温泉飛水

 平湯キャンプ場  はsince1964、老舗

平湯キャンプ場平湯の森
平湯自体は何度か訪れていたのですがキャンプ場は行ったことがなく、今回初めて利用しました。

【おすすめ度】
サイト広さ:★★★★★
自然感:★★★
プライベート感:★★★(奥の方の高台サイト。中心は近隣が近い)
ファミリー度:★★
サニタリー:★★★★
物品調達し易さ:★★
虫さん度:★★
温泉が近隣に:ある

フリーだがサイト枠があり、かつ広い!

平湯キャンプ場サイト平湯キャンプ場サイト02
フリーサイトと言えばだだっ広い草原サイトをイメージしていて、あるいは周りから丸見え、または隣がかなり接近しているのでは・・との不安がありましたが、杞憂に終わりました。

平湯焚き火02平湯キムチ鍋

しっかりとサイトの区切りがあり、無印などしっかりしたキャンプ場になれた方でも違和感はありません。また無印など予約サイトと違って、その場で自由に選べるのが楽しいですね。今回陣取ったは、入り口から最奥部分の高台のほうで、周りは殆ど設営がなくひっそりとプライベート感がありました。
(サイトに番号などがないのでここでお知らせできないのですが)

雨に見舞われるも、これも自然。愛でるケース

平湯キャンプ場の雨
今回は台風の影響で前線が刺激され夜から雨。でも僕は森に降る雨が好きなんです。標高も1300m程あるのでまだ汚れていない生まれたての雨を森の中で感じる・・。これも自然。自分たちもその一部なんだと実感します。

高山古都散歩、奥飛騨の奥湯本・福地温泉

高山図書館古い街並

雨のなか散々な撤収を何とか終えて、二日目は高山まで足を伸ばしました。高山市図書館「煥章館」の駐車場にクルマを停めて(30分150円。安いです)「古い街並」で有名な上三之町をのんびりと散策。濃いグレーのとクリーム色の色合いがレトロで味わい深いです。家屋も質素だけどシンプル、コザッパリとして素朴な素敵さを感じます。

日本的なものはいずこへ・・

こういった先人達が救ってきた独自の素晴らしい風味を、日本はどうして歴史に捨て去ってしまったのだろう??と考えせられます。いまでは本当に全てが西洋式じゃないですか。服、家、町、家具、乗り物、食事・・。日本には独自のそれらが時の試練をへて沢山蓄積されてきたのに、気づかないうちにそれらを無視(ならまだしも)後進的・劣ったものとしていつからか捨て去ってしまったように思います。その後生まれた自分たちにも、そんな扱いが無意識に刷り込まれているように思います。長屋に住みたいですか?畳や掘りごたつは好きですか?僕はいまの日本は、建国してたった60年程度の、西洋模倣に優れただけの国なんじゃないかと考えなくもないです。(がこれはまたの機会)

御宿[飛水]のもてなし、静寂と湯けむり

福地温泉飛水福地温泉飛水02

そして福地温泉へ。奥飛騨温泉郷では平湯、新平湯が中心でそのほかでは初めて。福地温泉は10軒ほどの高級(と思われる)旅館が山の麓、谷川に寄り添うようにひっそりと佇んでます。そのありさま、静寂はまさに秘境。これ本物だと思いました。

個室で食事。なまず旨し。ワインも○

鮎の塩焼き福地なまずの唐揚げ

食事は個室。飛水は日本酒のほか、ワインも最低限だけどカベルネ・シャルドネを提供していてワインファンにもおすすめできます。都会から遠く離れた秘境で飛騨牛や朴葉味噌、鮎や”なまず”の天ぷらなどを肴に、お酒が美味至極。前日のキャンプが自然界とすれば、こちらは人間界の贅沢でした。もちろん温泉は露天の貸切りがいくつもあって、深夜まで入れます。

あとは、何日か宿泊して一日ごろごろしながら読書したり昼寝したりすることかなぁ・・・。

奥飛騨は土地柄、名古屋や関西の人々が多いですね。それだけ東京からは遠いのであまりガサゴサしていなくて(人が少なくて)渋度1600%以上の秘境の旅となります。

ちょっと考えてみて下さい、非日常を味わう旅なのに、その行程は分単位、秒単位になってませんか??もっともっと本当にスローな、味わいのある、時間的効率を越えた価値を見いだせる旅。それがこれからの大人には、きっと求められるものではないかと思います。(勝手に思っています)

[:en]

平湯キャンプ場は since1964、老舗

平湯キャンプ場平湯の森
平湯自体は何度か訪れていたのですがキャンプ場は行ったことがなく、今回初めて利用しました。

【おすすめ度】
サイト広さ:★★★★★
自然感:★★★
プライベート感:★★★(奥の方の高台サイト。中心は近隣が近い)
ファミリー度:★★
サニタリー:★★★★
物品調達し易さ:★★
虫さん度:★★
温泉が近隣に:ある

フリーだがサイト枠があり、かつ広い!

平湯キャンプ場サイト平湯キャンプ場サイト02
フリーサイトと言えばだだっ広い草原サイトをイメージしていて、あるいは周りから丸見え、または隣がかなり接近しているのでは・・との不安がありましたが、杞憂に終わりました。

平湯焚き火02平湯キムチ鍋

しっかりとサイトの区切りがあり、無印などしっかりしたキャンプ場になれた方でも違和感はありません。また無印など予約サイトと違って、その場で自由に選べるのが楽しいですね。今回陣取ったは、入り口から最奥部分の高台のほうで、周りは殆ど設営がなくひっそりとプライベート感がありました。
(サイトに番号などがないのでここでお知らせできないのですが)

雨に見舞われるも、これも自然。愛でるケース

平湯キャンプ場の雨
今回は台風の影響で前線が刺激され夜から雨。でも僕は森に降る雨が好きなんです。標高も1300m程あるので
まだ汚れていない生まれたての雨を森の中で感じる・・。これも自然。自分たちもその一部なんだと実感します。

高山の古都散歩、そして奥飛騨の奥湯本・福地温泉へ

高山図書館古い街並

雨のなか散々な撤収を何とか終えて、二日目は高山まで足を伸ばしました。高山市図書館「煥章館」の駐車場にクルマを停めて(30分150円。安いです)「古い街並」で有名な上三之町をのんびりと散策。濃いグレーのとクリーム色の色合いがレトロで味わい深いです。家屋も質素だけどシンプル、コザッパリとして素朴な素敵さを感じます。

日本的なものはいずこへ・・

こういった先人達が救ってきた独自の素晴らしい風味を、日本はどうして歴史に捨て去ってしまったのだろう??と考えせられます。いまでは本当に全てが西洋式じゃないですか。服、家、町、家具、乗り物、食事・・。日本には独自のそれらが時の試練をへて沢山蓄積されてきたのに、気づかないうちにそれらを無視(ならまだしも)後進的・劣ったものとしていつからか捨て去ってしまったように思います。その後生まれた自分たちにも、そんな扱いが無意識に刷り込まれているように思います。長屋に住みたいですか?畳や掘りごたつは好きですか?僕はいまの日本は、建国してたった60年程度の、西洋模倣に優れただけの国なんじゃないかと考えなくもないです。(がこれはまたの機会)

福地温泉 御宿[飛水]のもてなし、静寂と湯けむり

福地温泉飛水福地温泉飛水02

そして福地温泉へ。奥飛騨温泉郷では平湯、新平湯が中心でそのほかでは初めて。福地温泉は10軒ほどの高級(と思われる)旅館が山の麓、谷川に寄り添うようにひっそりと佇んでます。そのありさま、静寂はまさに秘境。これ本物だと思いました。

個室で食事。なまず旨し。ワインも○

鮎の塩焼き福地なまずの唐揚げ

食事は個室。飛水は日本酒のほか、ワインも最低限だけどカベルネ・シャルドネを提供していてワインファンにもおすすめできます。都会から遠く離れた秘境で飛騨牛や朴葉味噌、鮎や”なまず”の天ぷらなどを肴に、お酒が美味至極。前日のキャンプが自然界とすれば、こちらは人間界の贅沢でした。もちろん温泉は露天の貸切りがいくつもあって、深夜まで入れます。

あとは、何日か宿泊して一日ごろごろしながら読書したり昼寝したりすることかなぁ・・・。

奥飛騨は土地柄、名古屋や関西の人々が多いですね。それだけ東京からは遠いので
あまりガサゴサしていなくて(人が少なくて)渋度1600%以上の秘境の旅となります。
ちょっと考えてみて下さい、非日常を味わう旅なのに、その行程は分単位、秒単位になってませんか??
もっともっと本当にスローな、味わいのある、時間的効率を越えた価値を見いだせる旅。
それがこれからの大人には、きっと求められるものではないかと思います。(勝手に思っています)

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