【シムシティ/バジェット(予算)BGM】リアルなPianoとブラスオーケストラ風味にアレンジ

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今回はシムシティから「バジェット/Budget」(予算)のBGMをアレンジしました。この曲は税率を決めたりする予算決めの画面?でかかるのですが、すぐに切り替わるような画面らしくYoutubeでプレイ動画を見ている限り、そんな長くこの曲を聴くようなケースというものがあるのかどうかと。私はシムシティをプレイしたことがありません、リスナの方からコメントを頂き聞き始めたのがきっかけです。

とはいえあまりにも美しい曲で、最初はエンディング曲かなと思ったりしました。タイトルを見ると「予算」と書いてあり、何のことだろう?予算…

曲にスポットと当てたらこれがとても美しい曲で驚きでした。どうも美しく、もの悲しい。リスナの方の頂いたコメントにもあるようにスーパーファミコンからこうした曲が流れてくること自体がとても素晴らしいと思います。

今回は久しぶりにエレピでなく、曲の美しさもあり、なんとしても生ピアノを軸にしたいなと思ってトライしました。案の定、環境の準備やらソフトへの過負荷とか四苦八苦しましたが。全てをピアノだけのソロで一曲にするにはスキルも知識もエモーションも表現しきれないため、きめ細やかなBrushのHide氏のドラム他、結果ビッグバンド風味もある印象となったです。特にピアノの音は、サスティンペダルのフェルト音や、細かい打鍵音、呼吸まで聞こえるかのようなクローズさを感じていただけたら嬉しく思います。

ところでゲーム音楽アレンジラボチャンネルは、もう少しで100曲に到達できるかな、というところまで来ました。深く振り返るのは改めてワインでも飲みながらですが、当初よりも楽隊構成や音感が変わってきたなと自覚はしています。特にマリオカート以降の、岡先生のトラックからはブラスを軸に据えて明確にジャズ・フュージョン・ラテンコンテンポラリというのでしょうか、イージーリスニング系の音楽に寄ってきたかなと感じています。

岡先生で言えばチャンネル当初はシムシティの「シ」の字も知らなかった自分に、リスナの方々が新しい世界を広めていただき感謝していますし、何だろう、自分が当時チャンネルを始めた頃、全てを知ったような気になっていたけれども、実際はどうなってゆくのか、その時には全くわからないんだなと知りました。やってゆく中で、色々と変わってゆく。なのでこの先も思ってもみないことが起こるかもしれないですよね。

今回の「Budget」は妄想としてはですが、もう戻ることのない過ぎた時間、懐かしい人たち、環境、そういったものへの憧憬と、その時うまくいかなかったことの受け入れというかゆるしというか。心を開いて優しく受け入れてゆきたいという気持ちを込めて作りました。少しでもお楽しみいただけたら嬉しいです。

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