時々、息苦しくなります。特に、自由が効かないとき。自由に環境を変えられない、身動きが取れない時。例えば満員状態の地下鉄のなかにいるとき、真夜中の布団の中、歯医者さんの治療が佳境に入ってゆく時など、自分の身の自由が閉された状態になる時、胸が苦しくなり、今まで行ったことのなる遥か遠くの地や、昔の知り合いなどが、「今、どんなふうにいるのだろう」という妄想と相まって、眼前の自由の制限に対して恐ろしいほどの圧迫感というか、プレッシャというか、押しつぶされそうな気持ちというか。そういったとても精神的に辛い状況になることが多いです。どうしてだろう?これまでも少なからずあったとて、ここまでではなかったような。本当にたまに、だったものが、割と普通におこるようになり、生活にも支障が出るものですから、自分としてもうまくクリアできないものかと考えあぐねています。あぐねているというよりも苦しんでいるというのが本音です。状況は大したことはないのに、受け取る自分の精神がその状況を圧迫的に、極端な自由の制限と捉えて苦しみ出す様子。自分にもわかっているのだけど、どうにも、今届かない場所や誰かを考えて、そことの距離を思って急速に苦しんでしまう。