千葉って隣の県なのにとても遠いイメージがあって
(実際二十数年前まではずいぶん遠かった。
東京湾を渡るには、久里浜から東京湾フェリーで渡るしかなかった)
出掛けるというと、
海なら相模湾~伊豆方面
山なら自宅裏からすぐ関越に乗って行ってしまう。
このシルバーウイークに
(どうして「シルバー」なのか・・?ゴールドに及ばない、というニュアンスが含まれているのだと思うのだけど、もっとポジティブなネーミングが無いものかと思います。)
だから房総というのはこういうプチっとした機会でないと行かないかなと。
なにより人工的な感じがしな(そう)、人が少な(そう)、という
勝手な想像もあり
アクアラインから館山道の金谷インター(フェリーの浜金谷港がある)で下りて
懐かしい保田の海岸を南下するのがいい。
この辺は古き良き”海の田舎”という雰囲気があって落ち着きます・・
(子供の頃はすこし地味すぎて、友達が鎌倉やら行ってたのがうらやましかったけど)
保田のラーメン「井上」が営業していなかったので
(昔海水浴と言えばここでお昼を食べた)
館山まで飛ばして地物海鮮を頂きました。
● 地物丼。想像以上に美味しくて焦る・・
温泉に寄るつもりだったのですが
よくよく考えれば宿泊先でも入れるし。
近くに「洲崎灯台」とやらがあるということで見物に。
田舎町風味の道を進むこと15分くらい、
国道からかなり「か細い道」を入って
なんだかお店(民家?)の脇の石段を上がっていくと
こんもりした灯台に到着・・
(なんだか寂れているが・・)
しかし東京湾の入り口を高台から眺められる景色はなかなか
また幾人か訪問客が居て
何をしてるのかと思えば、そう
もうすぐ日が暮れる、ということで
夕日待ち・・?
● 洲崎灯台
なんと・・期待に違わないすてきな夕日を眺められました
周りに何も無くて、広々としてて・・此れが地球なのか・・。
★後で知ったのですが、この洲崎灯台は
AKBの「会いたかった」PVでロケ地として使われていたんですね・・
(youtubeで確認しました・・が・・ホントだ)
あくまでもロケ地の面白さになんどもPVを観てしまいました
下田の多々戸浜もそうだった、後から知ってPVを確認してました
そういう角度からAKBに、なにか良く出くわしています・・
(その筋の人たちにとっては当たり前なのかも知れませんが)
そんなこんなで平砂浦のサーフスポットにある「dayoff」に宿泊
リフォームがしっかりしてきれいで過ごし易かったです。
天気がよくて、深夜に星がものすごい数観られたのも良かった。
夕飯はワンプレートという形式だったけど
(夕飯では珍しくない??)
しかし美味しいし量もしっかりあって満足。
(ロコモコ丼のハンバーグの旨さ半端なし)
ハワイコナビールも旨し。
● すぐ裏、海岸に行けます。
(注)しかし!・・海岸はゴミだらけ・・・なので
(ココだけかもしれませんが)
海岸は千倉や和田浦あたりまで行ってから観られるとよいかと。。
(色々調べたのだけど、どうも海流の関係で太平洋に漂流しているゴミが
たどり着いてしまう場所らしいですね。クリーン作業もときどきしているらしいのだけど、限界があるのでしょうか)
翌日は野島埼灯台へ。
房総”島”南端の地。
平砂浦からのフラワーラインから
● 千葉っぽさの溢れる荒涼としたした海
● 野島崎灯台
ココまで来ると南国の熱帯雨林?ジャングルフルな森と
岩場のごつごつとした湾岸線が
どこか外国の「島」に来たような錯覚を感じます。。
そのまま千倉~鴨川までノンストレスの海岸沿いをゆっくりと走って
太平洋の風を思い切り吸い込んできました
しかし天気がよかったこともあって
ずいぶん愉しめたツーリング。
南房総は僕の中では「島」になりつつあります・・
人工的な感じがあまりせず、
人があまりいなそう。
それが結構が当たってた。
アクアラインや道も整備されてて
房総はもはやそこまで遠くないです。
一人になりたい時
優しくない海に抱かれたい時
(どんなときだろう??)
そういう時に、僕はまた来ることにしています