【 エフゼロ / F-ZERO 】BGM 全曲アレンジ/mute city BIG BLU , port town , fire field ,,,

スーパーファミコン版初代 F-ZERO エフゼロ のBGM を全編アレンジしました。

小西利行さんの『プレゼン思考』の中で「リメンバー13」という考え方があります。

大人になると結構理詰めで考えたりするし、知らない人からの話はまず抵抗感の中で聞かれることが多い中で、

13歳の頃に流行った物事を話題にすることでより打ち解けて本心から興味を持って話をしてくれるようになる、

確かそんな内容だったと思います。

僕にとっての13歳はエフゼロでした。

ミュートシティのタイムアタックで、今はどれほど行ったのか覚えていませんが、、やり込んだ記憶があります。

その他のコースもやりまくっていて最近のyoutubeなどでのプレイ動画をみると懐かしさと、

当時自分もこのコーナーはわざと当たってSダッシュを使うとか、そうそうこうしたやり方してたなぁ、、

と色々思い出してしまいます。

そんなエフゼロは音楽が特に素晴らしかった。

レーシングゲームなのでスピード感があるものが多い中で、何か複雑な味わいのする音感がずっと気になっていました。

改めて聞きなおしてみて、ふとアレンジバージョン(そこまで有意義なアレンジができるかわかりませんが、

単なるカヴァーというものかもしれませんがとにかく)やってみたくなり、いくつか曲がたまったので紹介していきます。

MUTE CITY/ミュートシティ

最も有名なエフゼロ曲でしょう。

懐かしいSFC版エフゼロの「ミュートシティ」をストレートなエレクロックにしてみたバージョンです。

当時ひたすらタイムトライアルに明け暮れた中学時代、

友人宅で友達がゴンブトのカップ麺を持ちながら本体を蹴ったことで全ての記録が消えた後の袋叩きは忘れられません。。

特にこれは中学生の時にハマったエフゼロの中でも懐かしみの溢れるコース、サウンドです。

今聴くと、エフゼロのサントラって本当によくできるとつくづく思います。

音源のパート数が少ないとか、音色が少ないとか、言い訳にならないんだなぁと痛感。

BIG BLUE/ビッグ・ブルー

ついにエフゼロのビッグブルーを追加しました。

殆どの人がまずこれをやるだろう中なので、ずっと避けていましたが。。コンプリートまで後少しです..

ビッグブルーは本当にカバーやアレンジバージョンが多く

皆様正統派のメタルギター、ツインリード的な「カッコイイ」感じで手垢もたくさんついています。

そうしたものに重ならないように、自分は自分なりの面白みを大切に、取り組んだ結果です。

よろしければお楽しみください。。

SAND OCEAN/サンド・オーシャン

確か3ステージ目だったか、サンド・オーシャンをチェロ、ヴィオラ、ヴァイオリンを主体にアレンジしております。

何気なくプレイしていましたが、この曲構成が面白いです。。

4分の6拍子で5発を打ち続けるビート、9thコードのおり混ざった深みのあるコードワーク。

音拾ってゆく作業の中でこの曲の持つ難しさ、深みがどのような要素からできているのか勉強になります。

こうした構造的な音作りがゼロからできるって本当に天才的だと思います。

DEATH WIND/デス・ウインド

エフゼロのハイスピード暴風エリア。確信犯的にスピードアップしてまいります。

音源は昔そうでもなかったですが(ドカドカしていてメロディックな感覚があまりないこともありまして)

最近よく聞いていたら、なんとなくこうした雰囲気にしてみたくなりました。

途中の変拍子風の箇所は1/8を追加で入れ(つまり9/8)、

その後、1/8を除く(7/8)ので、結局は4/4でいけるという理解ですが、

Xでは譜割通りに構成されているように聞こえます。

しかしZEROの曲は、どれもかっこいいだけでなく構成も深くて、、本当に勉強になります。

SILENCE/サイレンス

まるで本物のクロスオーヴァートラックです。

「サイレンス」はエレピとアナログシンセ、70年代フージョン/クロスオーヴァ風味のアレンジにトライしてみました。

中学生当時この曲は不気味だったですね、ステージの色も紫と赤と白いコースで不思議な感覚に溢れていました。

曲調は、原曲がもともとそうした雰囲気でイメージしやすかったのですが、曲のセンスがすごいです。

元ネタがあるのでしょうか??と思うくらい雰囲気があります。

もう少しハイハットをずらしたりしてみたかったなぁと後になって感じたりしてます。。

PORT TOWN / ポートタウン

危機迫る雰囲気の「ポートタウン」はハモンドオルガンとDrum’n’Bass風味でトライしてみました。

この原曲はエフゼロ中でも秀逸の一曲ですね。メロディに対して、カウンタで入ってくる旋律が本当によく考えられていました。

このバージョンでは、スピード感とジョンロードではないですがそういった、オルガンシミュレータ、

疾走するビートが楽しんでいただければ幸いです。。

WHITE LAND / ホワイトランド

ホワイトランドはゲーム終盤に登場するコース、ジャンプが多く飛び跳ねながら走ってゆく超絶サーキットでした。

白い世界が綺麗でしたね、、コース名からして雪の国だとばかり思っていたのですが、どうやら水晶の星のようですね。

原盤のBGMはWHITE LAND1と2で、どうしてかピッチの違いと楽器パートが異なっているのですよね。。

どうしてこの星だけ1と2で二つあるんだろう??最終ステージのような意味合いでしょうか??

この曲は、原曲を破壊するぞ、、と意気込んで最初はブラシでドラムを構成していましたが、どうしても力不足。。

結局、原曲風になってしまいました。。。自分の想像力に限界を感じました..

曲は、プログレ バンド[yes]の「FISH」が元ネタではないかと思われますね。

チェロ、ヴィオラ、ヴァイオリンの構成で、2ターン目はアナログシンセを意識しました。

3ターン目はソロパートをイメージしましたがいかがでしょうか。

特徴的なイントロから本編はコード展開がないモード気味な曲です。

ソロパートをいろんな楽器で回しても面白いかもしれないなぁと考えつつ、1ターンで終わりましたが…

FIRE FIELD / ファイアフィールド

グランプリ最終決戦のラウンドだったと思います、ファイアフィールドのアレンジ版。

多くの皆様がやられているメタルアレンジは回避したく、それでも原曲のロック感はなぞらざるを得ず、、Vintage B3とブレイクビーツの組み合わせでトライしてみた様子です。

2週目からはX Japanのあの曲を引用していたりします。。(タイトルでバレていますが)気付いていただければ幸いです。

オルガンのロータリースピーカシミュレータ、音と合わせてくるくる回る様子もお楽しみください。。

エフゼロ RESULTS/レース結果

エフゼロのレース結果のBGMをアレンジしました。

レース終わった後この曲かかりますが独特のホッとした雰囲気があってタイムアタック中の熱気を覚ましてくれていたように思います。

コードワークが美しいなぁと思ってましたが、改めて音を拾ってゆくと結構深いです。

ループしていると自然にこうした雰囲気が浮かんできました。

うわものをフィルターしてみたり初めて試しましたがなかなか面白かったです。

BIG BLUEやFIRE FIELDもないじゃないかというご指摘ですがその通りで申し訳ございません。

→ 上記、追加して更新しております!

ギターオリエンテッドなものは鍵盤主体の自分としては、避けちゃうのですね。

他のミラクルプレイヤ様がカヴァーされておりますし、、どうしても優先度が下がってしまいました。

でも今後アップしてゆく考えで、メタルアレンジみたいなものにはならないと思いますので

よろしければまた見にきていただければ幸いです。

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