あつみ温泉[ 萬国屋 ]が凄すぎる理由を書きます。

萬国屋 がすごかった。。山形という県に行ったことがなく、いや、昔友達と米沢までは行った記憶があるけれども、山形県を旅したという確固たる心象というか自分の中での目的感というものが無かった気がします。その意味で、積極的に山形なる場所に訪れるのは今回が初めてといってよいかと、自分の中では考えています。

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8月末という相当遅い夏休みを利用して、アウトバックで関越を一気に走り抜け、長岡をすぎ、新潟のJCTを大きく村上方向へ旋回して北上するロングドライブです。新潟地方は好きで、雪の季節だけでなく、グリーンシーズンにも食材やらお酒やら温泉やらに誘われてたまに出かけますが、村上以北はそう簡単にはいけません。

あつみ温泉/萬国屋/ホテル/旅館/評価

そんなロングドライブを経て辿り着いたのは「あつみ温泉」。お世話になるのは「萬国屋」さんであります。パートナが調べてくれて自分はそこまでよく知らなかったのですが、どうやら江戸時代初期からの老舗ということでした。河井継之助の旅の記録にも「あつみ温泉」に立ち寄った記録があるそうですからもしかしたら萬国屋さんに泊まったかもしれない、などという話をしながら、到着してみるとその景観に圧倒されました。

あつみ温泉/萬国屋/ホテル/旅館/おすすめ

テレビの旅番組でよくある到着すると女将さんがお出迎えしてくれるやつ、あれが本当に味わえます。きれいな着物姿の女将さんが迎えてくれました。慣れていないのと、受験生みたいにTシャツに適当なバッグを肩に掛けている風貌は絵的に不釣り合いだなぁと思いつつ、、入館して行きました。

萬国屋 は部屋が半端なく立派

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政治家の御曹司?極秘会談?そういった雰囲気を感じる立派さです。今までここまで広くしっかりとした部屋に宿泊したことはありませんでした。窓も大きく、向かいの山からの風も涼しく、気持ちの良いステイ時間です。

あつみ温泉/萬国屋/ホテル/旅館/お風呂

萬国屋 はお風呂/脱衣所のスペックがすごい

大浴場と露天風呂があります。男女で入れ替えになりますので宿泊当日、翌日にもちがったお風呂場を楽しめます。お湯は熱めで嬉しい限りです。特に大浴場に設置された露天風呂は源泉掛け流しの濃厚温泉で温度もかなり高め。一番好きなやつです。普段は欠かせないアトピーにも薬塗らずで平気なのは本当に驚きます。

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何より凄かったのは、脱衣所のレベル感でしょう、広く、アメニティが充実し、ドライヤなどの設置箇所は半分個室になっていました。備品の充実度や落ち着きを求めるユーザには間違いなしでしょう。下記の素材は片方のものですが、もう一つの方は個別に仕切りがあって、立派な劇団の楽屋のようでした。。(イメージ)

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露天風呂は季節柄、アブが多かったそうです(パートナ談)フロントでその旨を注意喚起がありましたが、キャンプなどでも慣れているし平気だろうと思いきや、結構ヘヴィだったようです。

萬国屋 は食事が最強すぎ

建物、お部屋、お風呂ときて、トップ感満載なところで最重要のお食事が、他を寄せ付けない圧倒感。

・素材が美味しい

 普通かもしれませんが、基本的な基準として。

・しゃぶしゃぶが手元で任意のタイミングで火を付けられる

 着席と同時に火を付けてくる旅館が多い中で、これは鋭いユーザ感覚がなければできない。

・お刺身が舟盛り、かつ、サザエが乗ってくるという超・意外性

 ひとり用なのに舟盛りで出てくるのでテンション上がります。かつ普段みたことない、、 サザエが小さくさばかれてお刺身になって例の貝の中に入って乗っているじゃない。。美味すぎて、恐ろしいです。

・地酒がうまい、だけでなく

 ワインやウイスキー、焼酎もたしかあった。中でもワインがあるのが嬉しい、特に、なんと山形産の「甲州」までラインナップしています。ワイン消費量が一気に増えている日本市場、ワイン好きが増えている中、食事と合わせるお酒を楽しみにするユーザの視点をしっかりと想像できています。海の幸、和食に甲州はバッチリなのでオーダしてみると本場(?)勝沼のグレイスワインのものに匹敵するくらいしっかりと充実感のある逸品でした、感動した!

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