どんな業界でも記録的な成果を出す人の仕事力 | 伊藤 嘉明 を読みました。 転職 が一般的になった今、学ぶべき思想が多かったです。本著は全般的にその軸で語られるのでどれも参考になるけれど個人的に響いた三点を挙げてみます。
転職 それって誰が決めた??
業界の常識をことごとく覆してきたエピソードに、自分の業界も重なります。
「できない」、「難しい」、「なぜなら…」業界的、専門的な常識が理由になる時、多くの人は納得せざるを得ないかも。そこを、本当にそうかを問う視点。ほぼ中途で構成される企業こそその視点が大切なのに疎かにしていた気がします。
コンフォートゾーン、社内 転職
・最近自分の所属する部門のメンバが増えました。皆さん実力派で、主張も強く、静かに生きてきた自分には、いよいよこうした環境がやってきたか、、という感じです。そんな中、年齢的にも自分の価値はどこにあるのかを問うことが増えました。。〇〇がしたいではなく、優先課題があるとかで実行する事を忘れていた気がします。
違和感を大切に。自分の生命の主人であるか
・何か違う気がするけど周りから特に異論や指摘が出ない時、後々その部分がネガティヴな結果になったりすルことが多いです。というか殆どがそうなる。本著を読んで、腹落ちしないことはその場で問う、それで良いのだと勇気づけられました。それだけで普段の、仕事に向き合う姿勢が変わってきます。
著者と同じようなスーパーハイクラスの場でなくても、普段からおこなえるのにしていない点への貴重な指摘が多かった一冊でした。転職が当然になった今後の企業人には必読と思われます。