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旅は自分で選びつくるもの
旅は自分自身で考え選び、行くことだと思うと、他人と同じってことはおおよそないのではないでしょうか。一般的に、善しとされる場所、宿、ルート、季節、そういった先入観や既成の観念にとらわれていると、もしかしたら旅を[自分で発見する]ことの喜びは得ることができないのではないかと思います。
だれかの評判で旅を決めてよいか
旅するとき、多くの人々はきっと、ここでも効率化や情報戦を繰り広げるようですね。最もコストパフォーマンスの優れた宿、評判の口コミ得点が高い宿、善しとされるルート、場所をあらかじめ調べ尽くす作業。そこまでして確実に無駄のない、全く外れのない旅を事前に作り上げてしまうのが多くの人々がしていることではないでしょうか。それはまるで旅が[タスク]化された趣がありますね。
旅の仕方
もちろんそれは間違いのない計画であり、時間や機会の非常に限定された人々には、必要な作業であると思います。そのようにするのは人々の勝手であるし、都合や事情がある以上それを一概に否定することもできません。ただ一点、そこから外れる価値観で、つまりあまり思いつかない視点や行動を通して旅を愉しんでいる人もいるのも事実です。そこには当然、事前情報がない故の失敗(というか障害)がある場合もありますし、その意味で常に安心があるわけでもありません。
自分がつくる旅
ただそこには自分で選び、考え、つくっていくという感覚があるはずで、それによって旅全体が”自分のこと”となるように思います。誰かのおすすめ、評判、意見を参考にすることも必要ですが、自分の興味や感覚を大切に旅を選ぶということは、きっと生きる事自体にも繋がってくるものだと感じます。
事前に色々調べすぎることで驚きや発見や自分で探してゆく力を、特に旅については失っていないかと問いたいわけでした。
本を沢山読むようになってからそういう事を何となく考えるようになりました。本と旅についての記事もよろしければどうぞ。
[:ja]【読書は旅そのものだ】読書と旅について[:en]【Reading is like Trip】reading books[:]
ひとと違う自分を認める事についての記事もよろしければどうぞ。
[:ja]【人と違う自分をみとめる】自分の考えで行動できるか。[:en]【right ideas?】value your own thought[:]
自然とともにある人間ということについて最近は特に考えています。食物も水も生きるのに必要なものは自然が与えてくれる事を知りました。
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